皆さんこんにちは。
八幡市欽明台中央、山手幹線沿いの「いとう歯科」です。
「歯磨きで血が出るけれど、痛みもないし大丈夫」と過ごしていませんか?
歯ぐきからの血は、歯周病の初期症状です。
この症状を見逃さず、早期に治療することが歯を守るカギといえるでしょう。
今回は、歯周病の4つの段階と歯周病の症状について解説します。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目(歯周ポケット)から侵入した歯周病菌が、歯ぐきに炎症を起こす病気です。
歯周病菌は、歯垢(プラーク)1mgの中に1億個以上も存在し、歯周病が進行すると歯を支える歯槽骨を溶かして歯が抜け落ちることもあります。
(出典:厚生労働省-e-ヘルスネット-歯周病とは より) >
「歯磨きで血が出る」ということは、歯ぐきに炎症が起きはじめているサインですので、歯科を受診しましょう。
初期の段階であれば、正しいブラッシングを習得するだけで改善するケースがほとんどです。
健康な歯ぐきは、ピンク色で歯ぐきがキュッと引き締まっています。
歯周病はすぐに歯が抜けるわけではないので、初期の歯周病のサインを見逃さないように注意しましょう。
1.歯肉炎
歯肉炎は、歯周病菌によって歯ぐきが炎症を起こしている状態です。
・歯周ポケットは2~3mm
・歯磨きでたまに血が出る
・歯ぐきがたまに赤く腫れる
2.軽度歯周病
歯ぐきだけだった炎症が、歯周組織にも広がり始めた状態です。
・歯周ポケットは3~5mm
・歯磨きでよく血が出る
・歯ぐきが赤く腫れる
・歯を支える歯槽骨が吸収し始める
3.中度歯周病
歯周病が進行し、歯を支える歯槽骨の半分が溶けた状態です。
・歯周ポケットは5~7mm
・歯ぐきが真っ赤に腫れたり膿が出たりする
・歯ぐきが下がり、歯が長くなったと感じる
・口臭がする
・歯がグラグラする
4.重度歯周病
歯槽骨が半分以上溶けてしまった状態です。
・歯周ポケットは6mm以上
・歯ぐきが真っ赤に腫れ、膿がでる
・歯がぐらつき食事が困難になる
・歯と歯の隙間が大きくなる
・歯ぐきが下がり、歯が長くなったと感じる
・強い口臭がする
重度の歯周病になる前に、定期検診で歯周病を予防しましょう。
歯周病は、早期発見・早期治療が大切です。
松井山手の歯医者【いとう歯科】では、お口のプロである歯科衛生士が、歯磨きで落としきれない汚れの除去をし、ブラッシングのコツやおすすめのケア用品をお伝えします。
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