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「インプラントが、少し動く気がする」
「痛みはないから、次のメンテナンスまで待ってもいい?」

インプラントのぐらつきに気づいたら、痛みの有無にかかわらず、早めに当院へご連絡ください。
人工の歯を固定する部品の緩みなど、原因は一つではありません。
ご自身で動かしたり直したりせず、状態を確認することが大切です。
今回は、インプラントがぐらつくときに考えられる原因と、受診までの注意点をお伝えします。

 

インプラントのぐらつきには、複数の原因があります

固定する部品が緩んでいることも

インプラントは、顎の骨に埋め込む人工歯根と、その上に取り付ける人工の歯などで構成されています。
構造や固定方法は種類によって異なりますが、人工の歯や土台を固定するネジが使われるものがあります。
そのネジが緩むと、人工の歯に動きが出る場合があります。

このため、「ぐらつく=人工歯根が骨から外れた」とは限りません。
ただし、どの部分が動いているのかを、ご自身の感覚だけで判断するのは難しいでしょう。
原因を決めつけず、当院で確認しましょう。

人工の歯の破損や周囲の炎症にも注意

治療後には、人工の歯が欠けたり外れたりすることもあります。
また、インプラントの周囲に炎症が起こり、支える骨が失われると、人工歯根そのものが不安定になる場合があります。
人工の歯の問題と、人工歯根を支える組織の問題では、必要な対応が異なります。

 

ぐらつきに気づいたら、まず当院へ連絡を

痛みがなくても、次の予約まで待たない

痛みがないことだけを理由に、問題がないと判断しないでください。
ぐらつきや人工の歯の欠けなど、普段と違う変化があるときは、定期的なメンテナンスとは別に確認が必要です。
次の予約日まで自己判断で待たず、当院に状況をお伝えください。

ご連絡の際は、いつから気になるのか、噛むときに違和感があるか、腫れや出血もあるかなどをお知らせください。
変化の内容を整理しておくと、受診時の説明にも役立ちます。

指や舌で繰り返し動かさない

「本当に動くのか」と、指で揺らしたり、舌で何度も押したりするのは避けましょう。
ご自身で確認を続けても、緩んでいる場所や原因まではわかりません。
受診までの間は、ぐらつく部分で噛むことを避け、無理な力をかけないようにしてください。

 

ご自身での修理は避けましょう

接着剤や工具を使わない

人工の歯が外れても、市販の接着剤で戻したり、ご家庭の工具でネジを締めたりしないでください。
見た目が元に戻っても、原因に対処できたとは限りません。
どの部分に問題があるのかを確認し、状態に応じた対応を検討することが必要です。

外れた人工の歯は受診時に持参する

人工の歯や部品が外れた場合は、お口に戻さず、紛失しないよう容器などに保管して持参してください。
再び使えるかどうかは、人工の歯や周囲の状態によって異なります。
「元の位置に戻せば大丈夫」と考えず、外れたことを当院へお知らせください。

 

異常がないときもメンテナンスを続ける

毎日の清掃と定期的な確認を両立する

インプラントは人工物ですが、その周囲の歯ぐきや骨の健康を守る必要があります。
毎日の歯磨きに加え、お口の状態に合ったフロスや歯間ブラシで、届きにくい部分も清掃しましょう。
道具の選び方や使い方に迷うときは、当院にお尋ねください。

当院では、インプラント治療後も定期的なメンテナンスをご案内しています。
毎日のケアとともに、インプラント周囲の状態の確認や、専門的なクリーニングを続けることが大切です。
ただし、ぐらつきなどの変化があるときは、普段のメンテナンスの間隔にかかわらずご相談ください。

 

よくある質問|Q&A

Q. ぐらついたら、必ずインプラントを抜くことになりますか?

A. 必ず抜くことになるとは限りません。
人工の歯を固定する部品の緩みなのか、人工歯根や周囲の組織に問題があるのかによって、対応は異なります。
ご自身で結論を出さず、まず当院へご連絡ください。

 

Q. 上に取り付けた人工の歯が外れたら、自分ではめ直してもよいですか?

A. ご自身では戻さず、外れたものを保管して持参してください。
無理にはめたり接着したりせず、当院で状態を確認しましょう。

 

まとめ

インプラントのぐらつきには、部品の緩みや破損、周囲の組織の問題など、さまざまな原因があります。
痛みがなくても早めに相談し、ご自身で揺らしたり修理したりしないことが大切です。
日頃の清掃と定期的なメンテナンスを続けながら、気になる変化があれば当院へお伝えください。

※インプラントは、自由診療です。

 

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